1。梶村発案「なでしこ世界選手権制覇の旗」 |
2。ドイツで最近定着したロゴ |
3。 Badische Zeitung Foto: Thomas Kunz
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4。グローナウ核燃料施設前Fotograf: aaa-West/PubliXviewinG
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少し遅くなりましたが、第74回でお報せしたドイツでの3・11東日本大震災一周年追悼デモの写真をいくつかお伝えします。
そのまえに、我田引水ですが、今回のデモの市民運動や報道によるおびただしい数の写真を見ていて、ハタと気づいたことがあります。昨年5月、 このブログの第1回に→日本語の反原発ロゴとFUKUSHIMAと題して、今では世界中に広がった1975年デンマーク生まれの「原子力?おことわり」のロゴの発祥の歴史を簡単に説明しました。日本語のそれもずいぶん昔からあったことも書いたとおりです。
ところが、フクシマ1周年を前に、上記の写真のように日本語のロゴだけがそれまでの黄色の地から特別に白地になったのです。「どうしてだろう?」と思っていると、これの元祖はわたしであったのです!→ なでしこ新たな反原発の旗の応援で世界選手権制覇 。
どうです最初の写真が動かぬ証拠でしょう!上記3番目の写真は3月10日のフライブルクでのデモを伝える地元紙から借用したものです。デジタル時代の瓢箪から駒とはこのことか。
また4番目にあるようにグローナウでのデモの先頭には、何とついに日の丸が登場しました。白地に赤く染めた日の丸が反原発運動の旗印になろうとは!驚くべきことです。
さて、本題ですがこの日、ドイツ全国6カ所で行われた追悼デモには、約50000人が参加し、各地の原子力施設を人間の鎖で取り囲みました。フランスでは60000人と報道されており、ついにドイツを上回ったのも喜ばしいことです。もっとも、そこにはライン川を超えて参加したドイツ人もかなり加わっていたとのことです。世界の人々がひたすら根気よく行進し、手をつないで核施設を包囲しました。
反原発市民運動も次第に国境を越え始めました。日本では全く報道されていませんが、ポーランドでも小規模ながら原発建設予定に反対するデモがありました。 Szcezcinという北ドイツ国境に近い町に10日の土曜日150人ほどが集まりました。ポーランド語のロゴを見るのはわたしも初めてです。
さてドイツですが、3カ所だけ挙げます。
1)北ドイツのブロックドルフ原発包囲デモ
原発に向かうデモ隊 cc-by-sa: ©2012 Thomas Igler und fluegel.tv
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原発近くの丘に福島の文字と千羽鶴 cc-by-sa: ©2012 Thomas Igler und fluegel.tv
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原発を背景になびく弔旗 cc-by-sa: ©2012 Thomas Igler und fluegel.tv
2)ブラウンシュヴァイグ 近くのアッセ/Asse中低レベル核廃棄物最終処理場(ここは地下岩塩層に出水があり地下水が廃棄物で汚染しつつある)に抗議する松明の人間の鎖 |
cc-by-sa: Maxi Musterfrau
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火文字のAはAsseとAtomへの抗議 cc-by-sa: Maxi Musterfrau
3)オランダ国境に近いグローナウのウラン濃縮施設(核燃料工場)へのデモ隊 |
ウラン濃縮を止め原発の基盤(核燃料)を崩そう Foto: Tim Mäkelburg
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反原発ダックスフント Foto: Tim Mäkelburg
切りがないのでこれくらいにしますが、市民運動による各地の写真は; グローナウのこの日の写真は多く報告されています。ここでは福島出身の 日本人女性が感動的な挨拶をされたとのことです;
また世界とドイツの報道写真はシュピーゲル誌電子版でご覧ください;
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