2014年9月15日月曜日

267:IWJの岩上安身氏、ベルリンに明日うらしまを訪問しインタヴュー実況:ウクライナ情勢と「慰安婦」問題

 (追加情報)このインタヴューは、その後IWJのアルカイに、最初の15分ほどの部分のビデオと、内容のサマリーとともに保存されています。興味ある方は→こちらからどうぞ。

 昨日9月14日の日曜日にIWJ代表の岩上安身氏が、ベルリンに出現して明日うらしまにインタヴューをされました。
 日曜日なので爺の自宅まで来ていただき、ウクライナ情勢や慰安婦問題など当面の世界と日本の危機的問題について、彼に訊かれるままにいささか広い視点からわたしの見方を話しました。

 2時間半のインタヴューはそのまま実況されたのですが、現時点で→こちらで見ることができます。 しばらくすると会員だけ視聴できるようになるようです。
明日うらしま爺の普段の姿でもありますので、興味ある方はご覧ください。
(訂正:一夜明けて動画を見直してみると、最初から1時間18分あたりで従軍慰安婦に関するところで「サンフランシスコ平和条約」というべきところを「ベルサイユ条約」と間違って発言しているところがあります。おわびして訂正します。)

このあと、ブランデンブルク門で行われたドイツユダヤ人協会主催のユダヤ人への連帯集会にも一緒に行きました。
演説するメルケル首相 写真:DPA
 この集会ではメルケル首相が演説し、「二度とユダヤ人に対する憎しみは赦されない。ドイツは全ての住民の家庭であり故郷である」と述べました。ガウク大統領と政府閣僚の多くも参加しました。

これはガザ紛争の煽りで、西ヨーロッパ諸国で広がった反ユダヤ主義の暴力行為に対抗する、ドイツ社会の危機感を表現するものです。
これも上記のIWJで中継されています。まさにベルリンならではの集会のひとつです。

 日本であれば、反韓反中のヘイトスピーチへの抗議集会に安倍首相と閣僚が参加し、天皇も現れるということと同じ意味があります。 日本では想像もできないことが、ここの現実です。
集会を中継する岩上安身氏とスタッフカメラマン(中央)。写真:梶村

集会が終わってからパレスチナとイスラエルの若者たちが真剣な討論をする姿もありました。写真:梶村




2014年9月1日月曜日

266:一枚の写真が映す日本政府の姿:元「慰安婦」李玉善さんを門前払いした在独日本大使館の犯罪的行為について

読者のみなさま。
前回でわたしは、8月20日に李玉善ハルモニとの面会を謝絶した日本大使館の行為についてこのように書いています:


そこで件については項を改めて外務省と大使館に対して徹底した筆誅を加えますでしばらく時間を下さいといは今でもまだはらわたが煮えくり返るがおさまっていないからです根本的に歴史認識に欠陥ある安倍首相などは論外ですが岸田外務大臣以下中根ベルリン大使また関係担当官はまずはこ報告をしっかり読んで首を洗って待って下さいあなた方やりかたは日本国家戦後信頼を根底から裏切る絶対に赦しがたい犯罪的な行為なです


ベルリンの日本大使館入り口で門前払いを加えられた李玉善さん。20.8.2014 Photo:T.Kajimura
この日本政府の犯罪的行為については、この一枚の写真が意味するところを、ネットではなく、まずは国会図書館に収録される活字媒体に寄稿することにしました。その後、このブログにも転載するつもりです。したがって、それまでは多少時間がかかりますので、しばらくお待ち下さい。

そこで、とりあえずは、この日の写真をいくつか掲載しておきます。読者のみなさまには、写真でまずは、お考え下さることをお願い致します。

第二次世界大戦開戦75周年の日に。