2012年7月30日月曜日

107:7・29ベルリン連帯デモ写真速報Berliner Anti-AKW Soli-Demo mit Japan

2012年7月29日ベルリンのパリ広場に集合
本日7月29日にベルリンの都心で行われた東京の国会大包囲デモへの連帯行動は大成功でした。実は夏休みの最中でほとんどの家族連れは不在でもあり、呼びかけを始めたのが24日で、わたしもどれだけ集まるのか疑問でしたが、朝からの雨も上がり、主催者と警察も一致した数として、200人強の日独の人々が、多くの家族連れとともにパリ広場に集まり、ブランデンブルグ門からポツダム広場を経てヒロシマ通りの日本大使館前まで元気に行進しました。

子どもたちも大活躍し、デモの終わりにはドイツ人たちもシュプレッヒコールのSayonara Genpatsu, Saikadoh Hantaiをすっかり覚えてしまいました。

とりあえず、いくつかの写真でお伝えし、のちにもっと多くの写真と詳しい解説を追加します。
(後からの追加情報は末尾をご覧ください)

Die heutige Berliner Soli-Demo mit Japan war troz Sommerloch sehr erfolgreich.
Mehr als 200 Leute haben vom Priser Platz bis zur japanischen Botschaft laut stark demonstriet.
Vorläufig möchte ich einige Bilder sprechen lassen und später ergänzen.


小学生のシュプレッッヒコールが一番上手

ブランデンブルグ門を通り元気に出発




子どもたちも最前線で行進
以下集まった人々






ヒロシマ通りに到着

日本大使館前
大使館に向かって「ふるさとを返せ!」と悲痛な抗議


終わりにもう一度、再稼働反対!、さよなら原発!

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追加情報です。

まづはここで→質の良い写真がまとめて66枚見られます。

主催者のAnti Atom Berlinのホームペジでは、東京の動画と、短いけれども非常に質の良い昨日の→動画が編集次第順次掲載されています。

また、昨日ドイツではフランクフルトでも町の中心で250名の連帯集会が行われており、その様子の動画があります。→ NoNukes Solidarity Tokyo-Frankfurt/M.

31日の追加です。

わたしも知らなかったのですが。29日、ベルリンの公共テレビRBBが夕方のニュースAbendschauで 短信ですがちゃんと映像付きで伝えたとのことです。
それに写っていた小さな女の子が「初めてテレビに出た」と大喜びしたそうです。
これは、NHKの東京のローカルニュースと同じです。

30日の東京新聞にも記事あり。


日本に連帯示せベルリンでデモ「応援伝えたい」
 


【ベルリン=弓削雅人】東京で抗議行動「脱原発 国会大包囲」が行われた二十
九日、ドイツの首都ベルリンでも「さよなら原発。世界中の原発を今すぐ止めよ
う」を合言葉に、日本に連帯を示すデモが開かれた。
 
 主催した市民団体「反原発ベルリン」は、東京で今月十六日、関西電力大飯原
発の再稼働に抗議して十七万人が参加した集会が行われたことを受け、「脱原発
へ立ち上がった日本の行動に連帯する」として計画。ベルリン中心部のブランデ
ンブルグ門から日本大使館前まで「再稼働反対」「日本を守ろう」などとアピー
ルしながら行進した。
 
 デモに参加した同団体のレギーナ・シュルチェさんは「反対の声を大きくこと
が大切だ。私たちが応援する気持ちを日本の人たちに伝えたい」と話した。
 ドイツは、東京電力福島第一原発事故を受け、二〇二二年までの原発全廃を決
めた。大飯原発再稼動をめぐっても、緑の党が反対の署名活動などを行っており、
原発に関する日本の選択を注目している。(7/30東京新聞より抜粋)

 


つまり、ドイツの公共放送と東京新聞は市民の側に立っていることが、これでも判ります。

6 件のコメント:

  1. 子どもたちを放射能から守る世界ネットワークの本田と申します。私たちは福島の状況や日本の原発にまつわるニュースなどを海外に発信する活動をしております。私たちのホームページでベルリンの連帯デモを紹介したいのですが、もし差し支えがなければ、明日うらしまさんの写真がたいへんすばらしいので、数枚お借りさせていただくことをお許し願えないかと存じます。
    よろしくお願いいたします。
    HP:http://www.save-children-from-radiation.org/
    Facebook:http://www.facebook.com/#!/WorldNetworkForSavingChildrenFromRadiation

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  2. 本田さま、

    どうぞ、どれでもいくらでもお使い下さい。

    Photo:T.Kajimura,Berlin とのクレジットお付け下されば幸いです。

    梶村

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  3. 梶村さま
    写真の件どうもありがとうございました、大変助かりました。
    そこで、梶村さま、ぜひ子どもたちを放射能から守る世界ネットワークのメンバーになっていただけませんか?
    世界ネットワークは海外に住んでいる日本人が中心となって運営されております。
    梶村さまのドイツから視点で書かれるブログは大変勉強になると以前から読ませて頂いておりました。
    私たちはまだ始動したばかりですが、海外の活動をつなげ、脱原発のうねりを加速させる気概はあります。
    どうぞよろしくお願いします。

    子どもたちを放射能から守る世界ネットワーク
    HP: http://www.save-children-from-radiation.org/
    Facebook: http://www.facebook.com/#!/WorldNetworkForSavingChildrenFromRadiation

    本田

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    1. 田中さま、

      お役に立てて嬉しく思います。また機会あればご遠慮なくお使い下さい。
      素晴らしい活動ですね。ただ、わたしは年寄りであまりキャパがありません。
      ドイツには日独英語に堪能で優秀な若者がかなりいます。そのひとたちに呼びかけたらどうでしょうか?

      ここの読者の方でどなたかいませんか?

      梶村

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    2. 梶村さま
      私たちは自分たちのいる場所でできることをすることが重要だと考えていますので、活動と申しましても特別なことをする必要はございません。しかし、ドイツに住んでいないと、そちらの運動の様子は分かりませんので、また何か重要だと思われる動きがありましたらこちらにもおしえていただけますでしょうか。
      何かございましたら、私のメール(world.fukushima.chernobyl@gmail.com)か協同代表のドイツ語翻訳家でおられる橋本雅子さんにご連絡お願いできますでしょうか。よろしくお願いします。

      子どもたちを放射能から守る世界ネットワーク
      HP: http://www.save-children-from-radiation.org/
      Facebook: http://www.facebook.com/#!/WorldNetworkForSavingChildrenFromRadiation

      本田

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    3. 本田さま、

      はい承知しました。ただ、英文での発信ですので、一番大切なのはフクシマの子どもたちの現状を伝えるのが最も大切だと思います。
      すなわち日本国内からの情報です。そちらの方に力を入れられることをお勧めします。
      例えば、子どもたちが決して住めないほどの高放射線値地域でにどのような生活をしているかといった情報が、世界が注目し、必要としているのです。日本の大メディアは決して書きません。

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