特報で伝えました日本人8名も参加しているハーリンゲンの鉄道線路占拠に参加する人数は真夜中までに増え続け、市民運動の報道では3200人までにふくれあがっているとのことです。驚くべき数です。
この線路を通過しない限り搬入は不可能なので、あとは根気比べです。
一方で、農民たちは昨年同様に周辺の警備側のロギステック(兵站)をトラクターなどで分断しているので、現地の力関係は反原発側が昨年よりも有利なようです。
また今日の夕方からグリンピースの活動家3名が別の地点リューネベルクの線路に両腕を機材でくくりつける行動に出ましたが、警察は機材を切断するのは危険であるとの判断があったようで、線路/レールそのものを切断して真夜中までに3名を排除したと報道されています。
昨年もよく似た行動で、医師の判断で若い女性の腕を切断せざるを得ない寸前までいったことがあるので、今回はやむなくレールを切断したと思われます。
これらは、身体をかけた非暴力直接行動の限界形態のひとつです:
レールに両腕をくくりつける抵抗運動。それぞれに医師が付き添っている。dapd |
この様子の写真は;
http://www.ndr.de/regional/niedersachsen/heide/castortransport/castor1231_v-contentgross.jpg
http://www.ardmediathek.de/ard/servlet/content/3517136?documentId=8876672
ハーリンゲンの占拠は真夜中をすぎて、すでに4000人を越えたようです。
運動側の医療班によると、これまでに負傷者は150人で大半が警察官の警棒、催涙スプレー、放水などが原因であるとされています。
輸送列車は終点ダンネンベルクの北方約100キロのメッシェンに26日18時40分から停車したままです。
明日は冬の嵐が来るので、主戦場の情勢は昨年よりもさらに混沌としてきました。
(以上27日1時30分)
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