2011年11月28日月曜日

54の8:ゴアレーベン阻止闘争本番:輸送列車終点に到着

(12)輸送列車終点に到着

現在11月28日、月曜日の朝8時です。核燃料廃棄物の輸送列車は4時17分に鉄道輸送の終点であるダンネンベルクの 積み替え施設に到着し、さきほど今回輸送されてきた11基のキャスク(容器)の最初の1基が、陸上輸送の重量トラックへ積み替えられたところです。

わたしは、昨日午後以降所用で不在でしたので、54の7からの経過報告は次に廻して、とりあえず現状をお報せします。
これからキャスク積み替えは少なくとも午前中はかかり、それからゴアレーベンの高レベル核廃棄物中間貯蔵施設までの約19キロメートルを陸上輸送します。すでに道路上の各地点で抗議行動が展開されており阻止闘争は最終場面に入ります。

この写真はロイターが配信した終点に近づく輸送列車の赤外線写真です。キャスクが先頭の機関車よりもはるかに高温であることが判ります。
Reuters


これとは別にグリーンピースが、積み替え施設に近い個人宅の庭の14メートルの距離から、ゆっくり終点に向う列車のキャスクの中性子線量を測量しています。それによれば4から4,5マイクロシーベルトでありこの地域の自然放射能の500倍です。「これはわたしがこの春にフクシマで測定した値だ」と専門家のトビアス・リードルは述べています(TAZより)
Greenpeace misst im Garten eines Privathauses in 14 Metern Entfernung vom Verladebahnhof die Neutronenstrahlung der Castoren, wenn sie langsam Richtung Verladekran vorbeirollen. Sie beträgt 4 bis 4,5 Mikrosievert. Das 500fache der natürlichen Hintergrundstrahlung. "Das haben wir im Frühjahr auch in Fukushima gemessen", sagt Nuklearexperte Tobias Riedl.  (TAZ)
 (28日8時)

 グリンピースの測定の様子を先ほどのテレビニュースが伝えていましたが、リードル氏は「この線量を数時間あびると年間許容量を被曝してしまう。輸送を警備する警察官や、積み替えの作業員の健康が心配される」とも述べています。積み替え作業中の写真がでました。
到着した列車からクレーンで右の車輛に積み替えられるキャスク dapd
(10時15分)

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