先日→306回の写真報告で独仏共同公共放送テレビArteがスタンディングデモの取材に来た写真もおみせしましたが、同放送が17日のニュースで、元「慰安婦」の皆さんの記録を長年撮り続けている矢嶋宰氏の姿をルポした放送がありました。それに日本語の字幕を付けた方から以下の解説をつけたお知らせが来ましたので紹介します。
ここでのニュースキャスターの解説が述べていることが、安倍談話と「慰安婦」問題についての国際的認識です。
(付記)田中利幸さんのブログに掲載された→「安倍談話を徹底批判する」をお読み下さい。国際的視点からからどう見られるかがよくわかります。
ここで彼は—「過去の克服」失敗を明瞭に証拠づける「負の遺産」として後世に残すべき記録 —との小見出しを付けていますが、わたしも全くそう思います。だからわたしも前回で→負の教材として教室で使おうと提案したのです。役に立ちますから。
(以下引用)
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先日14日にブランデンブルク門前で行なわれたスタンドデモと「慰安婦」問題をテーマに活動する矢嶋さんのことを報道するニュースがARTEで放映されました。
この動画には残念ながら出ていませんが、これが放映された17日のニュースでは、ニュースキャスターがこのルポの始まる前に、以下のことを述べていました:
敗戦から70年を記念して安倍総理が出した談話は、非常な緊張感とともに待ち受けられました。
痛惜の念や哀悼と いった言葉がここでは語られましたが
安倍は謝罪という言葉は一切口に出そうと しませんでした。
それと同様「慰安婦」という言葉も彼は使いませんでした。
「慰安婦というのは、性奴隷を美化した言い方です。
10万人という少女、女性たちが日本の軍隊が用意した売春宿で
性行為を強制されました。
いかほどの苦痛、 いかほどの屈辱をこれらの女性たちは忍ばなければならなかったでしょうか。日本の写真家矢嶋宰氏は
彼女たちの運命を記録しました。
矢嶋氏は現在、ドイ ツに暮らしているので取材しました。
ドイツARTE「慰安婦問題を追う在ベルリンの日本人写真家矢嶋宰氏とスタンドデモ」
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