なにも前回でわたしが強く望んだからではありませんが、宇都宮健児弁護士が東京都知事出馬の決意をされたようです。明日、東京で出馬宣言の記者会見があるとの報道もあります。
東京新聞は先ほど→「宇都宮氏出馬へ」とし、「『反貧困ネットワーク』の代表を務め、反原発などを掲げると見られる」と伝えました。
これは日本にとって大変喜ばしいことです。
そこで、日本のメディアでは知名度が不足しているといわれてもいますので、とりあえず宇都宮氏がいかなる人物であるかをかいつまんで紹介しておきます。
まずはヴィキペディアの→宇都宮健児です。ここには人物として「
大分県に入植した当初は家族とともに電気もない土地を開墾する。勉強・スポーツ共に秀で、親類と話し合った結果、中学から熊本県に移り住む。親を楽にさせたいという思いからプロ野球選手を志したが体格的な問題から中学1年時に断念し、勉学に打ち込み東京大学に合格。経済的な理由から入寮した駒場寮では当時学生運動が盛んで、寮生らと議論を重ねる中で弁護士を志す-->」とあります。 これが傷痍軍人の貧困家庭に生まれた氏の原点です。
2010年に日弁連会長になったときに、サンケイ新聞が人物ルポを載せています。
→日弁連会長の宇都宮健児さん 「人間は他人のためにがんばれる」
村島有紀記者が弁護士としての苦労を紹介した優れた人物ルポです。サンケイ新聞には都知事候補としての宇都宮氏を、この調子で紹介報道してほしいものです。
朝日新聞や毎日新聞も決して負けないように!
もうひとつ、異例の日弁連会長選挙で会長に当選した後の2010年5月のパネルディスカッションに参加された時の15分ほどの動画があります。
-->
「新しい時代をつくるパネルディスカッション」より日本弁護士連合会会長の→宇都宮健児さんの話
上の写真はこの動画からお借りしたものです。感謝します。この短い記録だけでも宇都宮氏が弁護士法を体現しているの生き証人であることが確認できます。
氏は立候補にあたって、脱原発についても断固とした決意を述べられるでしょうから、これについてはそれを待ちましょう。いまこそ東京都民だけでなく、日本全国の市民がこぞって、まずは宇都宮健児東京都知事の実現に参画しましょう。ここで石原慎太郎無責任居士に「こんなことになるなら辞めるのではなかった」と一泡吹かしてやりましょう。
しかし勝敗は問題ではありません。勝とうが負けようが、参画する市民ひとりひとりのエネルギーが明日の日本を築くのです。生きた民主主義の実現とは市民参画の過程/プロセスそのもののことだからです。
脱原発基本法の実現も、またフクシマ被曝者の救済に関する諸法も結集した市民運動のエネルギーがあってこそ実現するものです。脱原発総選挙への格好の前哨戦です。
追加です。宇都宮さんが先ほどから慣れないツイッター始めました→ここです。
沢山フォローしましょう。
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