ベルリンから初日の都知事選街頭演説やと、党首討論会などを見ていると、この東京都知事選と国政選挙は、日本の戦後史にとって最初の険しい分岐嶺となることがよくわかります。
このことは宇都宮けんじ、猪瀬直樹の両都知事候補者の最初の街頭演説の様子がよく物語っています。
そのルポのひとつ田中龍作ジャーナル → --> 【都知事選】こんなの初めて 国政選挙と同じ対立構図から心から感謝してお借りする次の二枚の写真がよく物語っています。
猪瀬直樹候補(左端)は、石原前知事と橋下大阪市長らに見守られながら第一声をあげた。=29日午前11時頃、新宿西口。写真:田中撮影
多党乱立で非常に有権者にはわかりにくい衆議院選挙とは逆に、都知事選はこの二枚の写真のように非常にわかりやすいですね。
とはいえ、田中龍作氏も書いているように、国政選挙の方も構造はまったく同じになったのです。 それは、日本社会の希望派と絶望派の戦いであり、有権者がどちらを選ぶのかという単純明快な選挙となりました。
単に写真で見れる両候補者の気品の落差だけではなく、主張の対称性、すなわち
「希望国際派=脱原発・福祉と女性尊重・護憲平和」 ⚔「絶望国粋派=原発維持・弱者棄民・改憲軍国化」という対立構造が、ここに来て明確になったのです。上の写真はこの意味で象徴的です。
そして今、日本人に問われているのは「あなたは、どちらに生活と命を預けますか」ということだけなのです。判りやすいですね。
心もとなくも情けないのは、ネットでモニターする限りでは日本の大手メディアが、あいもかわらず視野狭窄で、懲りもせず「日本未来の党は小沢の傀儡」などと、くだらないことばかりに熱を上げて、広い視野での報道を阻害していることです。このような、いじめっ子の憂さ晴らしのようなみっともない記事が、社会をだめにしていることを恥じるべきです。
それに反して、上の写真現場での、宇都宮けんじ氏の有楽町での第一声の動画を見れば、希望があふれてきます。是非ご覧ください→宇都宮けんじの街頭演説第一声です。
このYou Tubeの動画は日本の古くさい公職選挙法に触れて、消されないために「東京有楽町観光案内」であるとのタイトルと解説が付けられているのが実に面白いのです。それ自体がユーモアに満ちた知性の傑作ですので 早めに見て下さい。
Kenji Obama of Tokyo |
そこから前回で紹介した新党「日本未来の党」の台風の眼となり、東京知事選から衆議院選挙にまで拡大する大きな台風になることを大いに期待しています。
そうなれば、絶望国粋派を猪瀬直樹氏だけでなく、全国でも吹き飛ばし、「東京が変われば日本が変わる、日本が変われば世界が変わる」の宇都宮さんの当初からの呼びかけが実現されることになります。
その意味で、この同時選挙は長く深い日本特有な閉塞感を吹き飛ばし、世界に誇れる日本社会の出発点になるまたとない機会です。
実現すれば、アメリカのメディアは「東京のオバマ・ウツノミヤ」と紹介するでしょう。
公職選挙法でツイッターも出来なくなっているので、インターネットでは公式サイトなども新しくなっています。 以下主なところを挙げておきます。
「人にやさしい東京をつくる会」公式サイト(ここからサポーターの皆さんの情報源に多くのところにアクセスできます)
宇都宮けんじブログ(応援メッセージなど)
勝手連情報サイト(宇都宮さんを台風の目にする草の根情報)
また、かだ由紀子代表の→日本未来の党の公式サイトが先ほどできました。
宇都宮けんじさんと嘉田由紀子さんを中心に、12月16日同時選挙が、閉塞日本に未来への風穴を開ける大型台風になることを期待し、まずは、
宇都宮けんじさんを市民の力で都知事に選び、東京を世界の希望の首都にしましょう。
そして、かだ由紀子さんとのコンビで世界に誇れる日本を実現しましょう!!
(ちなみに、ドイツで力をつけている海賊党もオレンジカラーです。日本のイエローペパーは、それにひっかけてろくでもない偽情報を出さないように!)
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