2012年11月6日火曜日

124:宇都宮健児弁護士の東京都知事立候補を強く望みます

本日、東京都庁で市民グループが「私たちは新しい都政に何を求めるか」という声明(下記参照)を発表し、来月16日の東京都知事選挙での候補者擁立に向けた記者会見を行いました。

宇都宮健児弁護士(左)12月6日東京都庁記者会見
これについては→NHKが「都知事選 市民グループ候補者擁立へ」とし、多く報道されています。
ここでは本日の→東京新聞の夕刊記事を挙げておきます。
以下引用
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  都知事選 都宮氏出馬に含み 反貧困脱原発求める声明

 

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東京都の石原慎太郎前知事の辞職に伴う知事選で、評論家の佐高信氏や経済ジャーナリストの荻原博子氏らが六 日、都庁で記者会見し、反貧困や脱原発を実現する都政を求める声明を発表した。声明に賛同した著名人約四十人を中心に「人にやさしい都政をつくる会」を発 足し、統一候補を擁立する。
 会見に同席した前日本弁護士連合会会長で東京弁護士会所属の宇都宮健児氏(65)は、候補が見つからなかった場合について「(自身の立候補を)検討せざるを得ない」と出馬に含みを持たせた。
 声明では、憲法を大切にし、福祉や環境、貧困や格差問題を重視するとともに、脱原発政策を確実に進める知事を求めるとした。石原前知事が脱原発運 動を罵倒したなどとして、批判した。声明に賛同したのは、元国立市長の上原公子氏、作家の大江健三郎氏、ジャーナリストの鎌田慧氏ら。
 宇都宮氏は、貧困問題に取り組む市民団体や労働組合、法律家、学者らがつくる「反貧困ネットワーク」の代表も務めている。オウム真理教の被害者支援や、多重債務者の救済に長年取り組んだ。

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 ここで、わたしは宇都宮氏の都知事選出馬に大賛成で、大いに応援したく思います。

理由はまず第一に、声明にあるように、長期の石原暴政で荒廃してしまった都政の立て直しはさることながら、日本国憲法の擁護と脱原発実現にとって大きな一里塚となるからです。東京都民の多くが一致団結して彼への支持を選挙権行使で示せば、勝敗にかかわらず、次の脱原発総選挙への大きな前哨戦となることは間違いありません。

第二に、海外から見れば、石原氏は北京やベルリンの姉妹都市である東京都の知事として、とてもではありませんが人前には決して出せない恥ずかしい言動ばかりを13年も続けたため、海外の姉妹諸都市の首長たちもすっかりうんざりしている現状を変えることができます。ベルリン市長の官房からも、当初は「石原氏はいかなる人物や」とわたしも問われたものですが、いまやあきれはてられて、完全に無視されいるのが実情です。なにも近隣の韓国や中国だけではなく、多くの国でペルゾナ・ノン・グラタ扱いに近いと言っても決して誇張ではないのです。 もっとも日本にも恥多い政治家は少なくありませんが、石原氏はこのように、日本の危険な極右政治家の象徴になっているのです。すなわち日本を代表する軽蔑されている政治家なのです。

ここで石原氏に代わる立派な人物が立候補し、多くの票を得れば、それは東京都民だけではなく、日本市民の名誉回復にもつながります。もし宇都宮東京都知事が実現すれば、世界では、日本の民主主義の成熟の現れであるとして必ず高く評価されるでしょう。そして、フクシマでのっぴきならぬ危機に追い込まれている日本社会の本当の意味での復活の大きな一歩になることは間違いありません。

この意味で、わたしは宇都宮氏の都知事選での立候補を強く望みます。

以下が記者会見での声明です。 

 



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