2012年1月27日金曜日

緊急の呼びかけ;経産省前のお母さんたちの脱原発テント村を守ろう!/追加あり

国際的なインターネット市民運動であるAvaazからの緊急の呼びかけを転載します。
世界市民が連帯して抗議し、経産省前のお母さんたちのテント村を守りましょう。

もし枝野大臣が警察力でテント村を排除したら、それは市民の非暴力抵抗権を国家暴力で排除することになり、日本政府が自ら民主主義を破壊する暴挙となります。こんなことが許されれば、次には間違いなく窮鼠猫を噛む絶望的なテロ行為が必然的に起こるでしょう。大いに憂慮すべき事態です。そんな事態を世界市民の立場から連帯して防ぎましょう!


以下転載です:
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 日本全国の友人たちへ

 いま、恐ろしいことが起きつつありま す。福島のお母さんたちは、子供たちのために、放射能汚染のない未来を築くことを求めて、経 済産業省前で平和的なキャンペーンを行っています。そ のお母さんたちに対して、枝野幸男・経済産業大臣が退去命令を出しました。警察がお母さんた ちのテントを撤去しにやってくるまで、あと24時間ほどしかありません。警察を止められ るかどうかは、私たちの今の行動にかかっています!

枝野大臣は、影響力ある原子力産業の 圧力に負けつつあります。 原子力産業は、福島のお母さんたちの闘いが社会の注目を集め、その真摯な努力が実り始めていることに脅威を感じています。 今、全国で多くの国民が、お母さ んたちの闘いに呼応して、危険な原子力発電をやめるように、声を上げ始めています。この勇気あるお母さんたちが警察によって 立ち退かされないように、私たちが今、みんなで支援 をしなければ、子供たちの命を守る闘いはつぶされてしまいます。

残された時間は一日だけです!今す ぐ、枝野大臣の受信箱に何千通のメッセージを送り、退去命令の撤回を要請しましょう。枝野大 臣をはじめとする政治家たちにとっても、人命や安全が大事か、それとも目先の利益に固執するのか、選択の時が来ています。いま、福島のお 母さんたち、そして脱原発に取り組む活動家たちとともに立ち上がり、原子力産業の汚いやり口を終わらせるために、クリックし てください。そして、このメッセージをすべての人に 伝えてください。

http://www.avaaz.org/jp/stand_with_fukushima_mothers/?vl
日本では、驚くべきことが今起きています。福島での大事故から数ヶ月、原子力が安全でもクリーンでもない という事実に、国民が気づき始めました。メディアでも、数多くの活動家たちの努力が取り上げ られ、放射能汚染が危険なレベルに達していること、また、それが日本の未来にとって何を意味するのかということが、極めて身 近な問題として取り上げられ、多くの国民がこの事態 に懸念を抱くようになっています。

原子力産業に対する、国民からのこの圧力は功を奏しています。今、日本国内で稼動している原子炉は4基のみで、4月 末までには、この数がゼロになるかもしれません。 強力な原子力産業は、この事態に脅威を感じ、全力で延命策を講じています。福島のお母さんたちによる経済産業省前の座り込み が長引くほど、国民の支持はお 母さんたちの方に傾くことを知っているからです。そこで、原子力産業は全力で政府内の支持者に働きかけて、抗議行動を終わら せ、見せかけの平穏を取り戻そうとしています。しか し、私たちはもう後戻りできません。

金曜日には、経済産業省の係官と警察が、抗議行動を行っているお母さんたちを力づくで排除する可能性がありま す。警察官たちは、退去しなければ、懲役刑や罰金刑になると脅迫を加えるでしょう。でも、お母さんたちは、平和的に、合法的に座り込んでいるので す。私たちは、日本国民、また、日本に住む市民として団結し、政府が、原子力関連の利権団体 が主催する晩餐会における乾杯の音頭にではなく、国民の声にこそ耳を傾けるように、要求しましょう。私たちが今日とる行動 が、主権者である国民の、異議申し立てを行う権利を 守り、私たち全員の安全な未来を築くために闘っているお母さんたちと活動家たちを支え、その 決意をさらに強めることにつながります。あと24時間しかありません。メッセージを今送信し、これをすべての人に 転送してください。

http://www.avaaz.org/jp/stand_with_fukushima_mothers/?vl
環境に優しいクリーンエネルギーに支えられた日本の未来を築くチャンスは、今、大きな広がりを見せています。 この可能性の扉が閉ざ されるのを防ぐため、今こそ立ち上がりましょう!そのために、平和的に抗議行動を続ける福島のお母さんたちの権利を守ること から、取り組みを始めていきま しょう。

希望をこめて、

イアン、キア、ベン、アリス他Avaazチーム全員

出典:

Fukushima Diary "JP Gov is planning to remove the antu-nuclear tent in front of METI":
http://fukushima-diary.com/2012/01/jp-gov-is-planning-to-remove-the-antu-nuclear-tent-in-front-of-meti/#.Tx_tgGGqDb8.twitter
経産省前テントひろば "【緊 急】報道・記者会見予定など拡散願います。":
http://tentohiroba.tumblr.com/ 

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28日追加です。
27日午後、テント村はインターネットの呼びかけなどで集まった500人以上の市民の力で守られ、撤去を阻止しています。

その様子を田中龍三さんらの現場からの報告と写真をお借りしてから見てみましょう。市民の怒りの質がどんなものかが伝わってきます。

まず、田中龍三ジャーナルから一部を引用させていただきます;



原発事故で散々な目に遭った女性たちはお上高圧的な姿勢に怒りを募らせるテントを守り抜くことへボルテージは高まる一方だ郡山市から東京に自主避難してきた母親は「きょうは樺美智子になるつもりできた。福島の女をなめんなよ


脱原発テント」の支援者や見物人でごった返した。=27日午後5時頃、経産省前。写真:筆者田中龍三さん撮影

そして本日;

市民支援を受けてテントを守る当事者も熱が入る女性テント呼びかけ人椎名千恵子さんに経産省が強制排除に乗り出してきた時対応を聞いたごぼう抜きにされても、また戻って来て座り込む。臭い飯を食う(逮捕される)のも覚悟している」。椎名さんは本気だ


椎名さん正面左角はんてん姿女性話に聞き入る来訪者たち=写真28日午後写真中野博子撮影


また、昨日の様子のルポは以下のブログでも写真が多く見られます;



1/28 "脱原発テント村"撤去命令に市民らが抗議集会 撤去するは原発だ


この中で、浪江町の牧場主吉沢さんの訴えには身を切られる気持ちがします。
下部の動画をご覧ください。原発から14キロの牧場で、高度な汚染にさらされながら牛とともに絶望的な闘いを続けている吉沢さんの姿は、そのままフクシマの日本人の姿であるとおもいます。是非ご覧ください;

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