*書評:『「脱ひばく」命を守る』松井英介著
このオブログでもおなじみで、最近は「美味しんぼ鼻血問題」で安倍政権の閣僚までよってたかって「低線量被曝無害宣伝神話」の「敵」としてたたかれている松井英介医師の最新の本に関するものです。
ベッルリンから梶川ゆうさんが、先週出版されたばかりの→『「脱ひばく」命を守る』の→書評をブログで書いておられますので紹介します。
わたしから付け加えるとすれば、左の写真にはありませんが本書には帯がついており、そこには:
『美味しんぼ』に描かれていることは事実だ!
福島の苦悩──原発放射能の真実
「低線量」内部被曝の健康問題に一貫して取り組み
『美味しんぼ』に実名で登場した医師からの緊急提言
とあります。
事実、この文句には誇張はなく、臨床医師としてフクシマの人たちによりそって奮闘する松井氏が、豊富な科学的な図表や写真を、できるだけ市民にもわかりやすく解説した、ここ3年間の啓蒙活動の集大成といえるものです。
この内容からすれば、驚くほど安価ですので、「脱ひばく」に直面されている各家庭の必携書としてお勧めします。実際に役立ちます。
*ドイツの改訂再生可能エネルギー法に関する最新のコラム
先日、ここでも紹介しましたドイツ連邦議会で先月末に承認された→改正再生可能エネルギー法は、その後、上院でも賛成決議され、またEUヨーロッパ同盟の委員会からのクレーム問題も解決し、新法は8月1日から施行されます。
これとの関連で、ベルリンの若い日本人の研究者と専門家が、日本の「自然エネルギー財団」のHPに新しくもうけられた連載コラムで紹介しています。
一柳絵美:
→ドイツの市民の93%が重要視するエネルギー転換
梶村良太郎:
→ドイツの「再生可能エネルギー法」見直しは成功の証
*首相府前の脱原発警告デモの第600回記念行動・7月24日木曜日
フクシマ事故が起こってから、ベルリンの約30名の市民が集まって、毎週月曜日と木曜日に首相府の正門前で1時間のMahnwacheを中断なく続けています。 この言葉は、「立ち続けてあることを警告する行動」という意味です。ドイツの市民運動では良く行われます。
なんと、7月24日の木曜日には、この行動が第600回目記念!を迎えるので、例外的に参加の呼びかけがあります。彼らは→4月末の安倍訪独歓迎デモにも参加しています。
連帯を示して日本人市民も参加しましょう。
7月24日木曜日18時ー19時首相官邸正門 に集まりましょう。
おまけですが、この市民仲間の→ホームページの表紙に入りますと上の写真があります。 写真をクリックすると有名な「alle strahlen・なにもかも放射する」という放射線の特性を唱ったリートが聴けます。チェルノブイリ事故のあとにできた伝統的なドイツの反原発歌です。
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