2013年6月3日月曜日

165:橋下徹さま、国連事務総長にも批判された君は、松岡洋右以来の政治家。ただし二番煎じの喜劇役者のお手本

橋下徹さま、
 
 先ほどの朝日新聞の報道によりますと、バンキムン国連事務総長も橋下発言を「国際社会は納得しない」と批判し、また日本の政治家に「歴史への正しい理解を」求めたとのことです。

 前回報告した国連拷問委員会の日本政府への勧告に終わらず、いきなり国連事務総長が、特定の国の地方自治体の政治家の発言を批判することなどは、これぞ前代未聞の出来事です。橋下君にとって、とても「名誉」なことですね。やっぱり、頭のわるいボンボンの安倍晋三君などとは格段の差ですね。

 これによって、君は国際機関を敵に回した日本人としては、リットン調査団に反発した日本政府の全権として、国際連盟を脱退演説をした松岡洋右以来の政治家に匹敵するといえます。「とても偉い政治家」となりました。実に立派なことです。しかし残念ながら、二番煎じには喜劇役者の役割しかないのです。

 国際連盟脱退演説をして日本へ帰国し、当時の民衆から国際連盟があった「ジュネーブの英雄」と大歓迎を受けた松岡は、敗戦後は戦犯容疑者として巣鴨に収監され、東京裁判審議中に病死しました。君にはそれほどの悲劇の役割は与えられないでしょう。

 というのも、松岡とは正反対の権力志向だけが信条であるポピュリストの君には、悲劇の役割はまったくふさわしくないからです。現在の悲劇の主人公とは、そのような君と、君を持ち上げるメディアにかどわかされている日本の民衆です。

 くれぐれも、国連事務総長に批判されたことで、増々舞い上がって英雄気取りにならないように。世界はいまや、滅多にないことに、突然登場した日本の名喜劇役者のMr.Touru Hashimotoのフィナーレの演技に注目しているのです。

 ただ、あなたのことですから、「満州国」リットン調査団ならぬ、「慰安婦調査団」を日本とアジア諸国へ派遣することを国連に要求するようなお芝居だけは、いくらなんでも止めた方が良いですよ。そんなことは大阪の飛田の料理店組合の元顧問弁護がすることではありません。老爺心から申し上げます。

 とまれ、君の最終演技がどうであれ、君は歴史修正主義者の喜劇のお手本になることだけは間違いありません。わたしも楽しみに期待しております。

 頓首

 明日うらしま

 朝日新聞を以下引用させていただきます。
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 →「国際社会は納得しない」 国連事務総長橋下氏を批判
春日芳晃】来日中の潘基文(パンギムン)国連事務総長は2日、旧日本軍の慰安婦を「必要だった」などとした日本維新の会橋下徹共同代表の発言や釈明について「国際社会は納得しない」と批判した。日本の政治家による靖国神社参拝にも懸念を表明。日中韓の共生のためにも「過去の歴史への正しい理解」を求めた。  横浜市内での朝日新聞との会見で述べた。
 潘氏は、橋下氏の一連の発言を巡る報道や、同氏が自らの発言の趣旨を説明するために5月27日付で公表した「私の認識と見解」の英語版も読んだという。

2 件のコメント:

  1. 堺からのアピール、というblogを管理しております、前田純一と申します。この記事を弊blogに転載させていただきました。多くの方々にお読みいただきたいと思ったからです。
    http://blog.livedoor.jp/woodgate1313-sakaiappeal/archives/27917351.html

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  2. 前田純一さま、
    ブログへの転載感謝です。堺あたりは維新の強いところですから大変ですね。
    どんどん、紹介してくださるようお願い致します。梶村

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