2012年5月2日水曜日

92:原発ゼロ元年の実現を・訪日のお知らせ

    脱原発実現は若いみどりの鯉の滝登り
みなさま、いよいよ5月5日には最後の泊原発が定期検査に入り、すべての原発が発電が停止し、逆に停止中に莫大な電力を消費する無用の巨大負担物に転落(注)することになります。
これは世界的なニュースとなるでしょう。世界の反核脱原発へ向けた画期的な出来事であるからです。これにより、世界の原発ロビーが主張する必要論の大嘘のひとつが暴露され、原発無用論の実証となるからです。

この写真は本年の元旦に、わたしたちの家族がベルリンから世界中の友人のみなさまにお送りした恒例の(人文字)メール年賀状です。
 
これが単なるユーモアではなく、日本市民の圧倒的な意思を背景に、しかもこどもの日にとりあえず実現することは、実に喜ばしいことです。そこで読者のみなさまと喜びをともにするためここで公開いたしますのでご笑覧ください。

最近では、加藤登紀子さんの発案という→みどりの鯉のぼり(動画)も登場していますね。これほど、今年のこどもの日にふさわしいシンボルもないでしょう。日本の市民運動も若い人たちによって大変に盛り上がってきていることを心強く思います。そろそろ、ドイツの若者たちにも負けない力とアイデアが備わってきているようです。

全原発が停止してから、いよいよ本格的な力比べが始まります。粘り強くじっくり闘いを続けましょう。若いひとびとがしっかり議論して連帯すれば脱原発は決して夢ではなく現実となります。わたしは長いドイツでの生活でそれを体験していますから、間違いありません。脱原発実現は若いみどりの鯉の滝登りのような生存への快挙です。